歯科衛生士への道② 〜2年生で感じた現実と成長〜

1年生の頃はまだ基礎的な内容が多く、楽しく学びながら成績も順調に取れていた私。

でも、2年生に上がると同時に空気がガラッと変わりました。授業内容が一気に専門的になって、わかる科目とわからない科目がハッキリしてきたんです。「これはもう、楽しいだけじゃやっていけないぞ…」と、早い段階で気づいたのを覚えています。

そんな中で始まったのが実習。今回はまた違う町にある診療所での実習だったんですが、場所が変わると器具も診療の流れもまったく違っていて、それを覚えるのが新鮮で楽しかったです。さらに、デイサービスにも見学に行く機会があり、そこで出会った介護職の方々が本当に優しくて穏やかで…。あの現場の空気感は今でも尊敬の気持ちと一緒に残っています。

夏のお盆明けからは、大学病院での実習も始まりました。

特に印象に残っているのは口腔外科の女医さん。毎日難抜歯をこなしている姿は本当にかっこよくて、腕がたくましくて、「毎日こういう現場で働くとこうなるんだな…」って驚きました。大学病院の先生たちは優しくて丁寧だったけれど、歯科衛生士さんたちはとても厳しくて…。私たちは3人グループで実習を受けていたんですが、途中で1人来なくなってしまったりと、ちょっとした波乱もありました。でも振り返ると、その経験も含めて本当に良い思い出です。

とはいえ、大学病院の実習はやっぱり大変でした。千葉から飯田橋まで毎日通っていたので、通学だけでも体力勝負。さらに、毎回提出する日誌の内容に不備があると、何度も書き直しになって…。体力的にも精神的にも限界を感じることもありました。

それでも今、当時の自分に声をかけるとしたら「全然大丈夫!!」って笑って言いたいです。不安もプレッシャーもたくさんあったけど、それでも諦めずにやり切った2年生の私。もっと自信を持って、胸を張っていいんだよって伝えたいです。

次回は3年生のときのことを書こうと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます!

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