子どもたちと生きると決めた私の選択

「この人と一緒にいても、何かあったとき私を守ってくれない」
そう思った瞬間、私の中で何かが静かに終わった。

そこからは、もう後戻りしないと決めた。
離婚を前提に、どうやって子どもを育てていくか。
どうやって自立するか――未来のための逆算が始まった。

子どもたちにとって、安心できる生活をつくりたい。
私自身も、ただ耐える人生じゃなくて、自分の足で立てる仕事をしたい。
そう思って「歯科衛生士になる」と決めた。

離婚はゴールじゃない。
むしろ、そこから「私の人生を生きる」スタートだった。


次回は、歯科衛生士の勉強を始めたときのこと。
どんな気持ちで、どんな毎日を送っていたかを綴ってみようと思います。

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